ESP-WROOM-02でつくるWi-Fiラジコン その1 準備編
◼はじめに
ESP-WROOM-02とは、上海Espressif社がリリースしているWi-Fiコントローラーです。
ESP8266EXという低消費電力の32ビットMCUが搭載されており、有り余るパワーでArduinoマイコンとしても使用することができます。
また、開発ボードがとても低価格で販売されていて、気軽にWi-Fiに接続できる電子工作を行うことができます。
(今風にいうとIoTですね)
ということで、ESP-WROOM-02を使用したWi-Fiラジコンカーを作ってみたいと思います。
◼開発ボードの準備
各社からESP-WROOM-02搭載の開発ボードがリリースされていますが、入手のしやすさといえば
以下のボードのいずれかでしょう。
スイッチサイエンス
ESPr® Developer ¥1,944
https://www.switch-science.com/catalog/2500/?gclid=EAIaIQobChMI5YvK7I701wIVjw4rCh3EKQ_qEAAYASAAEgLto_D_BwE
秋月電子
ESP-WROOM-02開発ボード ¥1,280
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-12236/
どちらも同じESP-WROOM-02とUSBシリアル変換チップを載せていて、
機能的な違いはほとんどなく、どちらを使っても問題ありません。
特徴としては以下のような感じです
スイッチサイエンス
Arduinoからプログラムを書き込む際、自動的に書き込みモードになる
ボードが大きいのでミニブレッドボードで使いづらい
秋月電子
ボードサイズが小さいのでミニブレッドボードでも使いやすい
値段が安い(¥1,280)
Arduinoからプログラムを書き込む際、手動で書き込みモードにする必要がある
どちらも甲乙つけがたいですが、今回使用したのは秋月電子のものなので、そちらで説明いたします。
プログラムはどちらでも同じものが使えますが、ピン配置が微妙に異なるので、確認の上接続してください。